不貞慰謝料を請求され,裁判上の和解で解決した事例
解決事例 ご相談内容 相談者は,不貞慰謝料を求められ,訴訟を提起されました。相談者からすれば,確かに不貞はあったものの,先方が積極的であり自分が請求されることに納得できないという思いを有していました。 当事務所の対応 訴訟の中ではまず,慰謝料の減額の要素をピックアップいたしました。具体的には,不貞の回数が少ないこと,不貞の時点において夫婦関係は冷え切っていたこと,相談者自身は積極的ではなかったこと,などを主張いたしました。また,本来は原告の配偶者にも半分以上を負担してもらう必要がある点も主張いたしました。 ...
慰謝料請求を拒みつつ、夫との離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは、夫と、二人の間の子と、Aさんの親の4人で、Aさんの実家で生活しておりました。しかし、夫は、AさんやAさんの親と不和に陥り、Aさんの実家を飛び出し、自殺未遂をしました。夫は、Aさんの実家を出ざるを得なくなったのは、Aさん及びAさんの親に原因があるとして、慰謝料の請求をしてきました。そこで、Aさんがご相談に来られました。 当事務所の対応 当事者同士では冷静な交渉ができないことから,ご依頼をいただくことになりました。相手方が精神的に不安定であること、相手方の主張が強いことから、当 ...
財産分与において不動産を売却した事例
解決事例 ご相談内容 妻側から財産分与・慰謝料等の請求がなされました。財産分与においては、不動産(夫・妻の共有名義であり、ローンは夫・妻の連帯債務)(オーバーローンの状態)をどのようにするかが問題となりました。 当事務所の対応 夫・妻の双方ともが不動産の取得を希望しなかったため、離婚調停継続中に不動産を売却し、負債を確定させることとしました。不動産を実際に売却した後、オーバーローン(残債務)を夫側(当方側)で負担(ローンの借換)することとし、その負担金額を財産分与・慰謝料等の請求金額と相殺する交渉を行い、 ...
夫名義のマンションに居住し続ける合意をした事例
解決事例 ご相談内容 夫名義のマンションで暮らしていましたが,ある日,夫が家を出て行きました。娘と2人の生活になった相談者は,今後の生活費を支払って貰うよう夫に交渉してもらいたいと,相談に訪れました。 当事務所の対応 当方から,婚姻費用(生活費)の支払いを求めて調停を起こしました。調停の中で,当方の最も強い希望はマンションに住み続けることにあり,ローンを払い続けている名義人である夫は難色を示しておりました。交渉の結果,当方がマンションに居住し続ける間は,一般的な婚姻費用の金額から,数万円を差し引くことで, ...
当初離婚に難色を示していた相手方との間で早期に離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Hさんは、約10年前に夫に対し、離婚を申入れたものの、夫の同意が得られず、別居に踏み切りました。離婚の話合いをした際に、Hさんは夫に強い口調で怒鳴られたトラウマで、夫に対して、再度の離婚の話合いを申入れられずにいました。Hさんは、今後の離婚の交渉方法について思い悩み、相談に来られました。 当事務所の対応 Hさんは夫と直接話会いをすることに不安を抱えていましたので、弁護士がHさんに代わって夫に対して、Hさんの気持ちを伝えました。Hさんは夫から婚姻費用を受け取っておらず、また離婚に至った ...
親権、養育費、財産分与、年金分割について協議にて成立した事例
解決事例 ご相談内容 Xさんは、夫との性格の不一致から、子どもを連れて家を出て、離婚をすることを決意しました。Xさん夫婦には、2人の子どもがおりましたが、子どもと父親との折り合いが良くなかったため、養育費や面会交流についてもめることが予想されました。そこで、当事務所に相談に来られました。 当事務所の対応 相手方に連絡をすると、早々に相手方にも弁護士がつきました。スピーディに離婚を成立させるために、裁判上の手続は選択せず、相手方の弁護士と粘り強く交渉を続けました。裁判にはしたくないという方もいらっしゃると思 ...
婚姻期間中にした借入(借金)について
解決事例 ご相談内容 妻が出ていき、離婚(財産分与・慰謝料請求等)と婚姻費用支払の調停が申し立てられました。離婚することはやむを得ないと考えますが、生活のためにした借金の返済があり、財産分与や慰謝料・婚姻費用を支払う余裕がありません。 当事務所の対応 離婚調停と婚姻費用の分担請求調停が申立てされましたが、夫には資力がほどんどありませんでした。調停において、家庭生活のためにした借金の内容を詳細に主張し、その返済を今後も夫が行っていくことを条件に、妻から夫に対する財産分与や慰謝料・婚姻費用の請求を取り下げてい ...
夫が離婚に反対していたが,離婚・婚姻費用の調停を申し立てることにより早期に離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Bさんは、夫のBさんに対する行動管理や威圧的態度に違和感を感じ、別居を開始しました。別居開始後も夫はメール等で連日、復縁を迫り続けました。Bさんは夫からの連絡に疲弊し、夫との離婚を決意し、別居後1年半が経過した時点で相談に来られました。 当事務所の対応 まずはBさんの夫に対し、Bさんへの連絡をやめていただくように要請し、Bさんの私生活の平穏を確保しました。Bさんの夫は離婚に応じない姿勢を崩さなかったことから、Bさんの離婚意思が固いことを示すため、離婚調停を申し立てました。また、Bさん ...
離婚調停と不動産売却
解決事例 ご相談内容 Aさんの妻が子供を連れて出て行き別居しています。Aさんは離婚を希望していますが,当事者間での話合いが進みません。妻と離婚するのであれば,不動産の価値が残ローンをよりも高いうちに,家族で居住していた自宅マンションを売却したい。また、身に覚えは無いが、不貞を疑われているようだと相談に来られました。 当事務所の対応 Aさんは、離婚することを第1に考えていました。相手方との話し合いができない状況であったため、早期に離婚調停を申し立てました。離婚調停では、相手方がAさんの不貞を主張してきたもの ...
妻から浮気の慰謝料請求をされ,養育費の交渉も一緒に行い減額に成功した事例
解決事例 ご相談内容 Xさん(夫)の浮気が原因で,Yさん(妻)から浮気の慰謝料請求をされました。当事者間で,慰謝料と養育費の一括払いの合意ができたため,離婚協議書を作成して欲しいと相談に来られました。 当事務所の対応 離婚協議書を作成している間に,Yさんに弁護士がつきました。Yさんの弁護士と交渉した結果,100万円程度の減額に成功しました。 解決のポイント 慰謝料及び養育費の算定についてはいろいろな考えがあり,算定が困難な場合もあります。弁護士に依頼して,弁護士が交渉することによって,減額をすることができ ...
慰謝料を一括払いしてもらい,早期の離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Aさん(妻)は,この度Bさん(夫)との間の子を懐妊しましたが,出産間近となってBさんの不貞行為が発覚し,Bさんより離婚を求められました。そもそも離婚しなければならないのか,離婚するとしても今後の生活や生まれてくる子供の生活費はどうなるのか,悩んだ末,Aさんよりご相談をいただきました。 当事務所の対応 当初は,Aさんも突然のことにショックを受けており,自らも離婚したいのかどうか決めかねている状態でした。そこで,Aさんのご両親も交えてご相談にのり,疑問点を一つ一つ解消していきました。その ...
宿泊を伴う面会交流を含む充実した面会交流につき合意が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Xさんは、妻に子どもを連れて出て行かれた後、離婚を請求されました。調停が不調に終わり、妻側から裁判を起こされたために、自分だけでの解決は不可能だと判断し、相談に来られました。 当事務所の対応 当初は、親権について争っていましたが、現実的には、なかなか厳しいところがありました。そこで、充実した面会交流ができるようにすることを目指すこととし、調査官調査を行って、父親との関係が悪くないことを明らかにした上で、子どもの気持ちを一番に考えて、充実した面会交流の必要性につき主張をしました。結果と ...

