愛知総合法律事務所

愛知総合法律事務所編集部

裁判外で解決した事例

解決事例 ご相談内容 依頼者は,早期の離婚を希望して相談にきました。相手方とは,養育費の額,不動産の処理,財産分与の内容等で意見の相違がありました。 当事務所の対応 調停手続に移行すると時間がかかるため,相手方と事務所で交渉し,早期の合意をしました。合意した結果は,公正証書に残し,養育費の支払い確保もできるようにしました。相手方の態度によって,調停を行うべきかどうか柔軟に判断したことがポイントです。 解決のポイント 公正証書を作成すると,金銭(養育費等)については,裁判手続きを経ることなく強制執行が可能に ...

高額の財産分与を請求し,調停が成立した事例

解決事例 ご相談内容 Aさんは,夫から複数の暴行を受けていました。また,夫はどうやら不貞をしている様子です。暴力を受けていること,不貞をしていることから,家族として共同生活を営むことは困難であったとして,離婚を決意し,Aさんは弊所にご相談にいらっしゃいました。 当事務所の対応 まずは,暴行から避けるために別居のアドバイスを行いました。その際,加入している保険や預貯金の情報についてアドバイスをさせていただきました。その結果,加入している保険の解約返戻金,預貯金を財産分与の対象財産として請求することができまし ...

相談から2ヶ月後に離婚が成立した事例

解決事例 ご相談内容 結婚して2年目です。夫が子供の面倒をみず,ゲームにばかり執心しています。夫と離婚したいのですが,どうしたらいいですか。 当事務所の対応 婚姻期間が2年と短く,また賃貸マンション暮らしでしたので,夫婦共有財産は少額でした。そのため,離婚と親権を最優先に調停期日に臨みました。第1回調停期日において,双方の年収をもとに養育費額を定め,第1回期日当日に離婚が成立しました。実に相談から2か月後の離婚成立という,スピード解決でした。 解決のポイント 養育費の分担義務は,20歳に達するまでとするの ...

退職金を財産分与の対象とすることができた事例

解決事例 ご相談内容 Aさんは配偶者と20年近く別居していましたが,配偶者から最近になり,離婚を申し入れられました。離婚自体Aさんも反対はしていないものの,配偶者からの条件は,財産分与も慰謝料も相互に支払わないという内容だったので,納得がいかないとして,ご相談を頂きました。 当事務所の対応 Aさんの配偶者に対し,別居時の通帳や現時点での退職金の見込み金額を提示してもらい,それを前提に,約200万円の財産分与を受けられました。 解決のポイント 別居期間が長くなったとしても,同居期間中に夫婦で築き上げた財産に ...

夫の所在が不明だったが離婚が成立した事例

解決事例 ご相談内容 夫はギャンブルが絶えず,また子どもの面倒を見ることもなかったため,私は,夫への愛想が尽き別居することにしました。その後,離婚調停を申し立てたのですが,調停期日にこれまで一度も出席していません。私が夫に連絡を取っても,一向に繋がりません。夫と早く離婚したいのですが,夫が調停手続に出席しなかった場合,どうなるのでしょうか、離婚手続を進めることはできるのでしょうか,と相談に来られました。 当事務所の対応 ①離婚調停・婚姻費用調停をいずれも不成立にし,離婚調停については,訴訟に移行させ,婚姻 ...

不貞相手から慰謝料150万円を獲得した事例

解決事例 ご相談内容 夫が不貞行為を行っていたことが発覚した。浮気相手に対して,慰謝料を請求したいが,自分だけでは交渉できるか不安なので,弁護士に依頼したいと相談に来られました。 当事務所の対応 弁護士が就任し,相手方に対して請求書を送付し,交渉を開始しました。相手方からは減額の交渉等が行われましたが,最終的に総額150万円の支払いをすることで合意になりました。 解決のポイント 配偶者も浮気相手も,不貞行為を認めている場合であっても,慰謝料の金額・支払方法でトラブルとなることは頻繁に見受けられます。そのよ ...

訴訟段階から依頼を受けて、相手方の要求額を大幅に減少させた事案

解決事例 ご相談内容 数年前に子供と妻が家を出て行き,妻が代理人をつけて離婚を求めてきました。その後離婚調停,離婚訴訟を相談者自身で行っていましたが,私が妻に多くの財産を譲る内容で裁判所での話し合いが進んでいましたが,本当にこの内容が妥当か不安になり,弁護士に相談に行きました。 当事務所の対応 訴訟の終盤で弁護士が就任し,相手方からの主張に対して,ひとつひとつ反論し,訴訟活動を行った結果,弁護士が就任する前の和解内容から,慰謝料の請求がなくなり,不動産についてローンの整理をして当方が取得するといった形での ...

不貞慰謝料請求を受けたが,当初の請求額より400万円の減額して早期に解決した事例

解決事例 ご相談内容 相手方が突然私の家に訪れ,「不貞をされたので慰謝料を支払ってほしい」と言ってきました。確かに不貞をしたことは事実ですが,かなり前のことですし,家に来られるのは非常に困ったので帰ってもらいました。その後,相手方から損害賠償を求める訴状が届きました。どのようにすればよいでしょうか。 当事務所の対応 第1回の期日で,「相手方の請求額から約400万円の減額した金額を支払う代わりに,今後お互いに一切連絡しない」という内容の和解が成立しました。ご依頼をいただいてから1ヶ月半のスピード解決に至りま ...

配偶者と不貞した第三者から慰謝料と直筆の謝罪文を受け取ることができた事例

解決事例 ご相談内容 最近,妻が職場の上司と不貞関係にあったことが発覚しました。数年前にもこの疑惑が出たことはあるのですが,その時は両者が否定したため,特に慰謝料等は支払ってもらうことなく終わってしまいました。あれからまだ不貞行為があったことになりますので,今回は絶対に慰謝料を払ってもらいたいですし,謝罪もしてもらいたいです。 当事務所の対応 受任後,不貞相手の第三者に対し,①不貞行為を行った者は民事上の損害賠償責任を負うこと,②依頼者は不貞行為によって大きな精神的苦痛を受けていること,を説明するとともに ...

不貞慰謝料請求を受けたが、当初請求額の10分の1の金額の支払いにより示談が成立した事例

解決事例 ご相談内容 私(Aさん)は,以前町で声を掛けられたある男性(Bさん)との間で性的関係を持ちましたが,この度,その男性の妻(Cさん)の代理人弁護士から,不貞慰謝料として300万円の支払いを求める書面が届きました。私は,Bさんとの間で性的関係を持った際,Bさんに妻がいることは全く聞かされていませんでした。このような場合にも,不貞慰謝料を支払わなければならないでしょうか。 当事務所の対応 受任後,Cさんの代理人弁護士に,Aさんは,Bさんとの間で性的関係を持った際,Bさんに妻がいることは知らず,また,知 ...

慰謝料を請求し,住宅ローン付のオーバーローン不動産についても訴訟上の和解が成立した事例

解決事例 ご相談内容 Aさんは不貞した夫が家を出て行く形で別居が開始されたが,住宅ローン付のマイホームの処理と慰謝料の点を解決したいということで弊所に来所されました。 当事務所の対応 不貞行為については証拠の収集を保全に努め,訴訟上慰謝料請求を行いました。不貞相手の女性と夫から,合計300万円の慰謝料を獲得しました。住宅ローン付のマイホームについては,不動産の価値より住宅ローン債務の方が多い,いわゆるオーバーローンの状態でありましたが,Aさんは子らと引き続き自宅に住み続けることを強く希望されたので,訴訟で ...

不貞の慰謝料請求を受けたが、相手方と早期に合意が成立した事例

解決事例 ご相談内容 Aさんは、既婚者であるBさんと不貞関係にあったところ、Bの妻であるCから慰謝料請求をされました。 当事務所の対応 Cは非常に感情的になっており、頻繁にAに電話をかけてきたり、一度合意しかけた金額をすぐに撤回して高額の請求をしたりしておりました。そこで、弊所より受任通知を送付し、直接の連絡をやめて頂くとともに、適切な金額の支払を提示したところ、早期に、一定額の慰謝料をお支払いする内容にて合意が成立しました。 解決のポイント 不貞行為をされた側が不貞行為をした側に必要以上に連絡を取ってし ...