婚姻費用・離婚・財産分与の請求を受け調停合意が成立した事例
解決事例 ご相談内容 相手方が自宅を出て行き、まずは婚姻費用の調停申立がなされ、婚姻費用の調停成立後に、相手方より離婚と財産分与の調停申立がなされました。 当事務所の対応 長年連れ添ってきた夫婦間の離婚でしたので、主な争点は財産分与でした。不動産の評価額が特に争いになりました。近年の不動産価格上昇を受けて、不動産の価値が値上がりしていたため、協議が難航しました。また、不動産の価値は高額ではあるものの、預金等の流動資産はそれほど多くなかったため、代償金の支払い方法につき、相手方と粘り強く交渉しました。結果的 ...
進まなかった離婚の話し合いが弁護士に依頼後約3か月と比較的早期に離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは,婚姻後まもなく妻が体調不良等を理由に実家に帰り,その後別居状態が続き,正常な夫婦生活が営めない状況であるとのことで,離婚を希望していました。しかし,肝心な妻との話合いは,妻の親の関与等もあって円滑に進まず,当事務所に相談にみえました。 当事務所の対応 受任後,受任通知を送付したところ,妻から応答があり,離婚自体はやむを得ないが,離婚後の生活に不安があるため,一定の解決金を望むとのことでした。解決金を支払うことの妥当性(後述)を検討の上,これに応じることとし,受任から約3か月 ...
自宅不動産のローンを相手方に負担してもらい,慰謝料も減額して協議離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 ある日,妻が子供を連れて出て行きました。その後,妻が弁護士に依頼し,慰謝料や財産分与で金銭の請求をしてきましたが,相手の要求が妥当なのかどうかわかりません。特に,自宅について,ローンは私名義なのですが,所有名義については妻に変更するように求められています。 当事務所の対応 相談者からご依頼いただき,双方代理人が就いた上で,協議を重ねた結果,相談者の方が負担していたローンについて,相手方に借り換えをしてもらうことを条件に,自宅不動産を譲渡する形で離婚が成立しました。また,慰謝料について ...
協議離婚の提案を無視されていたが調停申立てにより早期解決に至った事例
解決事例 ご相談内容 相手方が不貞行為を行ったため離婚を求めていたが,協議に全く応じないため相談に来られました。 当事務所の対応 当初,協議離婚を求めましたが,無視されて全く進展しなかったため,調停申立てを行ったところ,第2回調停期日において離婚が成立し,スピード解決に至りました。不貞慰謝料,養育費についても合理的な解決内容となりました。 解決のポイント 調停は,裁判所より呼び出しがある点で,協議離婚よりも進展しやすいといえます。
弁護士が入り,1回の調停で離婚が成立した事案
解決事例 ご相談内容 妻とは口論になることが多く,お互い離婚を決意しましたが,相手方の両親も出てきて話合いになりませんでした。それだけでなく,私がDVを受けたをしたとして慰謝料も請求すると言ってきたため,これ以上当事者で協議することは難しいと感じました。私としては適切な内容で早く離婚したいと思っています。 当事務所の対応 弊所にご依頼いただき,早期に調停を申し立てを行ったところ,相手方も弁護士が就任して,初回の離婚調停で離婚が成立しました。離婚成立の際に,子供との面会交流についてもきちんと取り決めをするこ ...
配偶者が自営業で財産が不明確ながら多額の財産分与を受けられた事例
解決事例 ご相談内容 結婚当初は夫婦仲も良かったのですが,子どもが生まれてから夫は何かと仕事だと理由を付けて家を外出がちになり,浮気相手がいるようでした。子どもも大学生になりましたし,離婚したいと思っています。ただ,夫婦で離婚について話し合ったところ,子どもはまだ大学生なのに,養育費は出さない,財産は全て俺のものだから財産分与はしない,と言われてしまいました。こちらとしては,養育費と財産分与はもちろん,慰謝料も欲しいと思っているのですが,これは不可能なんでしょうか。 当事務所の対応 相手方に対し相応の財産 ...
長年DVを受けた被害を受けていた配偶者が,慰謝料を取得して離婚できた事例
解決事例 ご相談内容 長年,配偶者から暴力を受け続けていましたが,あまりの暴力の熾烈さに入院してしまい,身の危険を感じ,そのまま別居になりました。その後も配偶者からは連絡は鳴り続けており,気の休まる時間はありません。 当事務所の対応 弊所にご依頼いただき,離婚に向けた協議を開始しました。その後も相手方は感情的に抵抗してきたところ,離婚訴訟を行い,最終的に財産分与及び慰謝料を認めてもらい,無事和解で離婚が成立して新しい生活をスタートしました。 解決のポイント 長年の熾烈なDVを受けたがあれば,法定の離婚事由 ...
DV被害者からの依頼後3週間で離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 夫から暴力を振るわれました。慰謝料を請求したいのですが、夫との離婚を最優先に考えたいと思います。一刻も早く離婚したいですが、どうすればよいでしょうかと相談に来られました。 当事務所の対応 相手方代理人と交渉し、慰謝料請求の放棄を条件に相手方に離婚届に署名・押印してもらい、早期に離婚が成立しました。そして、その後、養育費額について腰を据えて相手方代理人と交渉をし、公正証書遺言(離婚給付等公正証書)を作成し、適正金額で養育費の取り決めを行いました。離婚成立は、受任してから、3週間後のこと ...
配偶者及び不貞相手から400万円程度の不貞慰謝料の支払いを受けた事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは,妻が別の男性と不貞を行ったことが発覚したことをきっかけに,妻との離婚を決意し,妻及び男性に慰謝料を請求したいとの希望を持って,相談にお越しになりました。 当事務所の対応 受任後,妻に対する離婚の申入れ及び慰謝料の請求を行い,相当額の慰謝料の支払いを内容とする離婚協議書の取り交わしをしました。離婚後,男性に対する慰謝料の請求を行い,相当額の慰謝料の支払いを内容とする示談書の取り交わしをしました。妻及び男性から支払いを受ける慰謝料の合計額は400万円程度となりました。 解決のポ ...
調停や訴訟となった場合の見通しを説明して,協議離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは,妻から不貞を疑われ離婚を求められるとともに,高額な養育費,財産分与,慰謝料を請求されていました。Aさんが妻に対して,不貞は事実無根であると主張しても,妻は一向に納得しない状況でした。そこで,Aさんは,当事者同士では話が進まず,間に第三者に入ってもらいたいとのことで,ご相談に来られました。 当事務所の対応 Aさんの妻は,感情的になっておりましたが,裁判となっても証拠がない以上慰謝料は認められないこと,主張する養育費・財産分与は高額に過ぎ,裁判所でも認められないこと等を説明しま ...
婚姻関係破綻の主張をして離婚が認められた事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは,調停を自分で申立てたところ,相手方は,1度期日に出席しただけで,その後,欠席されてしまい調停は不調に終わってしまいました。そこで,弊所にご相談に来て,訴訟のご依頼をしていただきました。主要な争点は,婚姻を継続し難い重大な事由が認められるかです。 当事務所の対応 相手方の住民票上の住所に訴状を送達しましたが,送達できず,住居調査が必要になりました。住居調査を行い,裁判所に報告書を提出し,無事送達を行うことができました。相手方本人が,出廷しましたが,当方としては,別居期間が6月 ...
当面の婚姻費用相当額の保障を受けることを条件に離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは、夫の不貞行為を理由に別居を開始しました。別居が10年以上経過したところで夫から離婚の申し入れを受け、相談に訪れました。 当事務所の対応 Aさんは、婚姻費用を受領し続けることに着目し、婚姻継続を希望していましたが、夫婦間の交流は乏しく、裁判実務上では離婚判決が出される可能性がありました。そのため、当面の婚姻費用相当額の保障を受けることを条件に離婚に応じる方針に切り替えました。その結果、相手方から住居の提供を受ける等、経済的に非常に有利な条件で離婚を成立させることができました。 ...

