有責配偶者との疑いを払拭し,慰謝料の支払なしで離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは、不妊治療に疲れ、徐々に夫からの愛情を感じられなくなり、夫との別居に踏み切りました。Aさんには家庭の悩みを相談できる男性の友人が居り、不倫を疑われるような写真等を夫に撮られていました。夫はAさんが離婚を言い出したのは,Aさんが男性の友人に心変わりしたからだと言い張り,離婚には反対し,Aさんに不貞慰謝料を請求してきました。Aさんは夫との交渉に限界を感じ,ご相談に来られました。 当事務所の対応 Aさんの夫は、なぜAさんが離婚を決意したのか、全く理解しておらず、聞く耳も持っていませ ...
証拠が相手方作成の謝罪文しかないなかで不貞慰謝料を請求した事例
解決事例 ご相談内容 妻が共通の友人の家に行っているところを目撃しました。妻はただ話をしていただけと言っていましたが、独身男性の家に一人で行くこと自体おかしなことだと思います。友人を問いただしたところ、妻と関係を持ったのか持っていないのかはっきりとしない態度でしたが謝罪文の作成には応じました。妻と離婚したいのと、慰謝料を請求したいです。 当事務所の対応 両者ともに浮気については否定していたため(謝罪文については無理やり作らされたという主張)、妻に対して離婚調停を起こし、友人に対しては訴訟提起しました。証拠 ...
所在不明の相手方との離婚を成立させた事例
解決事例 ご相談内容 AさんとBさんは、BさんがAさんの家を出ていく形で、別居を開始しました。Aさんは離婚を決意しましたが、Bさんの所在が分からないため、当事務所にご相談に来られました。 当事務所の対応 速やかにBさんの所在を調査しましたが、不明であったため、Bさんの勤務先を送達先として、離婚裁判を起こしました。Bさんは結局裁判にも来られませんでしたが、裁判所に、離婚を認めて頂き、離婚を成立させることができました。 解決のポイント 相手方の所在が分からない場合、当事者のお話合いにより離婚を成立させることは ...
協議から調停に移行し,慰謝料額が増額した案件
解決事例 ご相談内容 相手方が不貞行為を行い,相手方に対して慰謝料及び離婚を求めた案件です。 当事務所の対応 協議の段階から相手方は不貞の事実を認め,争点は慰謝料の金額でした。協議段階では,相手方は100万円の慰謝料の支払いまでしか応じず,当方がこれに納得がいかなかったため,調停離婚となりました。調停においても主たる争点は慰謝料でした。慰謝料について双方が折り合い,140万円の支払いで合意に至りました。 解決のポイント 不貞に関する慰謝料については,いわゆる相場というものはありますが,決まった金額はありま ...
不貞慰謝料を請求され大幅に減額できた事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは、相手方Bさんの夫であるCさんと不貞関係にあったため、Bさんより慰謝料請求をされました。BさんとCさんは離婚はしておりませんでしたが、500万円という高額な金額でした。また、家や会社に電話をかけてくるなどしていました。 当事務所の対応 まずは、Bさんは感情的になっていたため、今後は弁護士のみを窓口として頂くようにお願いし、本人への直接の接触はやめて頂くようにしました。その後、不貞行為については謝罪をしながら、法的な観点より慰謝料金額の交渉を行い、100万円を下回る金額にて、早 ...
子供名義の預金と財産分与
解決事例 ご相談内容 離婚は既に成立していましたが、財産分与を巡って対立し、依頼を受けました。特有財産の争いの他、こども名義の預貯金(一人あたま約300万円)について、これが夫婦の共有財産であるか、子供らの固有財産であるかが争われました。 当事務所の対応 子供ら名義の預金について、相手方は妻の親族から贈与を受けたもので、固有財産に当たるとの主張でした。これに対し、当方は名義が子供名義なだけで実質は夫婦の共有財産であることを主張しました。調停では意見が対立し、解決の目処が立たなかったことから、相手方は地方裁 ...
離婚調停で定められた養育費について減額請求をして減額が認められた事例
解決事例 ご相談内容 相談者は、相手方と調停で離婚していました。相談者と相手方の間には未成年の子が1人おり、離婚調停にて、養育費月額4万円と定めていました。その後、相談者は再婚し、再婚相手との間に子どもが2人産まれました。相談者は、養育費の支払いと新たな家庭での生活を両立していく中で、養育費の負担を軽減できないかと考え、相談に来られました。 当事務所の対応 相談者は、相手方の住所や連絡先等を把握していなかったので、住所の調査から始めました。住所が判明したので、養育費の減額調停を申し立てました。その後、数回 ...
不貞行為の慰謝料請求について減額を行った事例
解決事例 ご相談内容 不貞行為を行ってしまい,相手方より慰謝料の請求をされてしまった。以前に行ってしまった不貞行為の際に次に不貞行為をしてしまった場合には高額の慰謝料を払うということになっていたが到底払えそうにない。どのように対応すればよいか。 当事務所の対応 相手方に弁護士がついていたため,慰謝料の減額を行い公正証書を作成しました。 解決のポイント 賠償額の予定がされていても,相当高額である場合は高額の部分について無効になる可能性があります。また,交渉することによって減額することも可能です。そのため,一 ...
相手方が出ていく形での別居を実現した事例
解決事例 ご相談内容 相談者のささいな失敗で、妻が、相談者の勤め先に苦情の電話をする、相談者の私物を捨てる、暴言を吐くなどするためもうこれ以上相手方と暮らせない。相手方は週末だけ相談者の家に来る週末婚状態であるが、顔を見るだけで本当につらいので、速やかに離婚したいしもう二度と家に入ってきてほしくないと相談に来られました。 当事務所の対応 突然相手方を家に入れないような処置をとることはリスクもありましたが、相手方が普段住んでいる家が別にあるという特殊性と、相談者の強い要望からカギを交換し、相手方に出て行って ...
有責配偶者からの離婚請求について早期離婚が成立した事例
解決事例 ご相談内容 Hさんは、子供が生まれた頃から妻との喧嘩が絶えなくなり、家庭のストレスから逃避したいという願望から、不倫をしてしまいました。そのことが妻に発覚してしまい、妻は家を出るととともに高額な慰謝料と婚姻費用を請求してきました。Hさんは夫婦関係の修復は難しいと判断し、妻に離婚を申入れましたが、妻は高額の慰謝料、や相場を超える養育費の支払いを認めない限り、離婚には応じないとの強固な態度をとっていました。そこで、Hさんは今後の対応について相談に来られました。 当事務所の対応 Hさんの妻は大変感情的 ...
弁護士の介入で話し合いを経て早期離婚できた事例
解決事例 ご相談内容 Nさんは,数年前から妻と離婚をしたい気持ちが強くなり,ご自身で何度か妻に話をしてきましたが,妻は離婚を望んでおらず,当事者間の話し合いでは,Nさんの気持ちを受け入れてもらうことはできませんでした。そのまま期間だけが過ぎましたが,Nさんは,これ以上は夫婦関係は続けられないということで,今後の対応について,どうしたらいいか弁護士に相談に来ました。 当事務所の対応 まずは,Nさんは妻に高額な婚姻費用を支払っていたので,標準算定表に基づいた適正な金額を支払うようにしました。また,本件の場合, ...
過大な金額要求を拒絶した事例
解決事例 ご相談内容 Aさんは,とある経緯で知り合った女性との間でトラブルになり,女性から謝罪等を要求するSNSのメッセージが大量を届いていました。Aさんは,トラブルの原因は自身の落ち度ではあったものの,日々エスカレートする女性のメッセージの内容に,平穏な生活が送れない状況になっていました。 当事務所の対応 受任後,女性に連絡し,連絡窓口を弁護士に一本化する旨を伝え,これによりAさんへの連絡は止みました。また,女性に対し要求内容を明確化するよう求め,トラブルを金銭解決するための金額交渉を行ったところ,当初 ...

