解決事例

ご相談内容
Aさんは、不妊治療に疲れ、徐々に夫からの愛情を感じられなくなり、夫との別居に踏み切りました。Aさんには家庭の悩みを相談できる男性の友人が居り、不倫を疑われるような写真等を夫に撮られていました。
夫はAさんが離婚を言い出したのは,Aさんが男性の友人に心変わりしたからだと言い張り,離婚には反対し,Aさんに不貞慰謝料を請求してきました。Aさんは夫との交渉に限界を感じ,ご相談に来られました。
当事務所の対応
Aさんの夫は、なぜAさんが離婚を決意したのか、全く理解しておらず、聞く耳も持っていませんでした。そこで、第三者である弁護士からAさんの夫に対し、Aさんの心境やAさんと男性の友人との関係が誤解であることを説明する書面を送付しました。
Aさんの夫は感情的になっており、しばらくは理解を示していませんでしたが、裁判手続をとったことで,Aさんの本気度を感じ取ったようで、最終的には、Aさんの気持ちにも理解を示し、慰謝料等の請求を取下、離婚が成立しました。
                            